お肌の保湿は当たり前のように毎日している人が多いと思いますが、まつげの保湿は見落とされがちです。まつげも外気にさらされ、クレンジングや洗顔で水分が奪われるので、毎日保湿する必要があります。保湿を怠ると、まつげも髪の毛と同じように、切れ毛や枝毛ができます。
ここでは、毎日まつげを保湿するメリットを解説。まつげの保湿に使えるアイテムも紹介します。まつげを保湿するときに大切なことも説明するので、順番に見ていきましょう。
もくじ
毎日まつげを保湿するメリット

まつげをしっかりと保湿すれば、切れ毛や枝毛が減ります。毛は乾燥することでダメージを受け、キューティクルが剥がれてしまうので、水分を与えることが重要です。
保湿するだけでは、まつげが伸びることはありません。ただ、まつげがしっかりと育つようになるので、簡単には抜けなくなります。結果的に、成長途中で抜けていた毛がしっかりと育つようになるので、まつげが伸びやすくなるのです。このように、まつげを保湿することには大きなメリットがあります。
毎日使えるまつげの保湿アイテム

では、まつげを保湿するためには、どのようなケア商品を使うとよいでのしょうか。まず考えられるのが、まつげ専用の美容液です。そこまでするのが面倒だという人は、身近な保湿クリームで代用してみましょう。
専用のまつげ美容液
肌や髪に専用のケア商品があるように、まつげにも専用の美容液があります。まつげ美容液には保湿の成分が豊富に含まれており、デリケートな目元にも優しいケア用品です。
まつげ美容液は薬局で市販されているので、手軽に購入できます。まつげを保湿するときには、専用の美容液を使うのが一番でしょう。
身近な保湿クリームでもOK
まつげ美容液をわざわざ買うのが面倒だという人は、肌に合う身近な保湿クリームを使うのもひとつの手です。
ワセリンやニベアといったクリームは、保湿力の高さで有名な商品です。顔を保湿するついでに、目元にも塗っておけば、それだけでまつげの保湿になります。まつげ美容液を買うことよりも、まつげを保湿することの方が大切なので、まずは手軽な方法から試してみてください。
まつげを保湿するやり方

まつげの保湿では、毛そのものに加えて根元を念入りに保湿しましょう。専用の美容液ではなく保湿クリームで代用するなら、綿棒などを使って丁寧に塗ってください。
まつげと根元を保湿する
まつげを保湿する際は、毛そのものだけでなく、根元の部分を保湿することが重要です。
現状のまつげの傷みを回復するためには、毛の部分を保湿するとよいでしょう。しかし、毛は本来、根元の部分で細胞が作られ、表面に伸びて出てきています。つまり、毛の成長で重要な役割を果たしているのは表面の毛ではなく、毛穴のなかにある細胞です。このため、まつげの根元を保湿することがとても大切です。毛のみに美容液やクリームを塗るのではなく、根元の保湿も意識しましょう。
保湿クリームで代用するときのポイント
一般の保湿クリームはまつげ専用ではないので、目元に塗る際は少し注意が必要です。ニベアなどを塗る際は、綿棒などで少量とり、まつげの根元に優しく塗り込みましょう。
あまり強く塗りこむと、クリームが目に入ってしまうかもしれません。また、まぶたは皮膚の中でも薄いので、ほかの部位に塗って問題なかったクリームでも、肌荒れを起こす場合があります。
クリームが目の中に入ったり、まぶたが荒れたりした場合は、すぐに水で洗い流してください。
まとめ
健康なまつげを育てるためには、毎日の保湿ケアが重要です。保湿を続けることで、まつげが太く長く育ちやすくなります。特に、まつげの切れ毛や枝毛が気になる人は、しっかりと保湿しなければなりません。
毎日のまつげケアに使いたいアイテムは、専用の美容液です。新しく買い足すのが面倒だなと思う人は、ワセリンやニベアを使って代用してもよいでしょう。
まつげを保湿するときは、毛本体と根元をしっかりと保湿することが大切です。保湿クリームなどが目に入ってしまった場合は、すぐに洗い流しましょう。
まつげの保湿にいままで無頓着だった人も、これを機に毎日の保湿ケアを始めてみてくださいね。