ルミガンのまつげ育毛の効果は、正しく使うことで発揮されます。間違った塗り方をしていると、まつげが伸びないどころか、色素沈着などが起こる場合もあるのです。自己流でルミガンを塗らずに、まずは正しい使い方を知りましょう。
このページでは、ルミガンでまつげ育毛をする時の基本的な使い方を解説します。また、ルミガンのアプリケーターの代用品や、ルミガンを塗る際の注意点についても見ていきましょう。
もくじ
ルミガンでまつげ育毛するときの使い方とコツ

ルミガンでまつげ育毛するときは、洗顔でしっかりとメイクを落としてからアプリケーターを使って塗りましょう。
この際、塗る量を増やしてもメリットはありません。
ルミガンの基本的な塗り方

ルミガンの基本的な塗り方は以下の通りです。
- 洗顔とスキンケアを済ませる
- 1日1回片目に1滴ずつ使う
- アプリケーターを使ってまつげの根元に塗る
それぞれの工程について、詳しく解説します。
先に洗顔やスキンケアを済ませておく

ルミガンを塗る際は、必ず洗顔やスキンケアを終えてからにしましょう。
ルミガンを塗ったあとに洗顔をすると、せっかく塗った液が流れてしまいます。また、メイクや洗顔料が落ちきっていない状態では、ルミガンの浸透が妨げられます。洗い残しのないよう、丁寧な洗顔を心がけてください。
洗顔後のスキンケアも、ルミガンを塗る前に済ませておきましょう。ルミガンを塗ってから化粧水などで保湿すると、水分でルミガンが周辺に流れてしまいます。
適量は1日1回片目に1滴ずつ
ルミガンを塗る頻度は1日1回、1回分の量は片目に1滴で十分です。
1日の中でルミガンを何度も繰り返し塗っても、あまり意味がありません。ルミガンを塗る回数や量を増やしても、まつげが伸びやすくなるわけではないのです。
アプリケーターでまつげの根元に塗る

ルミガンを塗るときは、アプリケーターを使ってまつげの根元に塗りましょう。
ルミガンは点眼薬なので液体です。直接まつげに適量をかけるのは難しいため、アプリケーターと呼ばれるブラシを使います。アプリケーターを使えば、液体をこぼさず綺麗に塗ることができます。
また、ルミガンはまつげ自体に塗っても意味がないので、必ずまつげの根元に塗りましょう。まつげの生えている毛穴に浸透させることで、育毛効果が発揮されます。
塗り方のコツは液を出しすぎないこと

ルミガンの塗り方のコツは、液を出しすぎないことです。
ルミガンをはみ出した状態にしておくと、その部分が色素沈着を起こしたり、かゆくなったりする場合があります。ルミガンを塗るときに欲張って出しすぎてしまうと、余計な部分にまで液がつきやすくなります。適量を守れば、まつげの根元だけにうまく塗れるのです。
また、まつげの根元以外の場所にルミガンがついてしまったら、必ず拭き取りましょう。まぶた周辺は非常に皮膚が薄いので、こすると肌が傷ついてしまいます。
ルミガンのアプリケーターの代用品

ルミガンには専用のアプリケーターがありますが、基本的に1回で使い捨てです。100円均一などで代用品を探せば、費用をおさえることができます。
とはいえ、初めてルミガンを使う人は、まずはアプリケーターを使うのがおすすめです。
代用品は100均のアイテムを使う

ルミガンのアプリケーターは、100円均一のアイテムで代用できます。アプリケーターの代用品として、よく使われているのは以下です。
- 綿棒
- 歯間ブラシ
リストで挙げた代用品なら、100均で手に入るため、コストをおさえることができます。代用品の使い心地について、メリットとデメリットを見ていきましょう。
綿棒のメリット・デメリット

綿棒の場合はしっかりとルミガンが染み込むので、液がこぼれる心配がありません。その反面、綿の部分に液が染み込みすぎてしまい、まつげの根元にあまり塗れないのが欠点です。綿棒に液が完全に染みこんでしまう前に、手早くルミガンを塗る必要があります。綿棒を使うなら、液が染み込みにくい素材のものを探すとよいでしょう。
歯間ブラシのメリット・デメリット

ゴム製の歯間ブラシは、洗い流して何度も使用している人がいるように、繰り返し使えることがメリットです。とはいえ、雑菌の繁殖などを考えると、基本は1回ずつ新しいものを使う方がよいでしょう。また、ゴム製ではまったく液が浸透しないため、うまく塗れるようになるまで時間がかかるという声もあります。
初めての人には専用のアプリケーターがおすすめ

100均で買える代用品を紹介しましたが、最初は専用のアプリケーターを使いましょう。
綿棒や歯間ブラシは、液体を塗るためには作られていません。そのため、液が染みこみすぎたり、逆に流れてしまったりといった不便があります。
初めてルミガンを使う場合、まずアプリケーターとセットで買うのがおすすめです。長くルミガンを使っている人、液を塗るのに慣れてきた人は、コストを下げられる代用品を探してみてもよいでしょう。
ルミガンを塗るときの注意点

ルミガンを塗るときの注意点は、下まつげに塗らないことです。上まつげの根元だけに液を塗ってください。また、ルミガンを塗る前に、コンタクトレンズも外しましょう。
下まつげに塗らない

ルミガンは、下まつげに塗らず、上まつげだけに塗りましょう。
上まつげに塗布していれば、瞬きすると下まつげにも成分が付着します。下まつげにルミガンを直に塗ると、遮るものがないので、目の周りの皮膚にルミガンが垂れてしまいます。皮膚にルミガンが付着したまま放置すると、色素沈着などの原因になるのです。
先にコンタクトレンズを外す

ルミガンを塗る前には、必ずコンタクトレンズを外しましょう。
ルミガンが乾いてないままコンタクトレンズを付け外しすると、ルミガンが目に入ってしまう可能性があります。コンタクトレンズをつけたままの目に液が入ると、ルミガンの成分によってレンズが変色してしまうのです。ルミガンを塗ったあとは、15分以上はコンタクトレンズをつけないようにしましょう。
まとめ
ルミガンは、洗顔やスキンケアが終わった状態で、片目に1滴ずつ塗りましょう。ルミガンを塗る量や回数を増やしても、効果は高まりません。1日1回、夜寝る前に塗布してください。
アプリケーターの代用品には、綿棒や歯間ブラシがあります。慣れればコストを下げる手段として使えますが、最初はアプリケーターを使っておくのが無難です。
ルミガンを塗るときの注意点は、下まつげには塗らないことです。下まつげに塗ると頬などに垂れやすく、周辺の皮膚に色素沈着が起こる原因となります。また、ルミガンを塗る前には、必ずコンタクトレンズを外しましょう。ルミガンがコンタクトレンズにつくと、レンズが変色してしまいます。