ルミガンはまつげ育毛剤としてよく知られており、高い効果を発揮します。本来は、緑内障を治療するための目薬です。
このページでは、ルミガンの有効成分「ビマトプロスト」の効果を紹介します。また、ルミガンがまつげに効果を発揮するまでの期間と、効果が持続する期間、ルミガンの効果が出ない原因と対処法などについても見ていきましょう。
もくじ
ルミガンにはまつげを伸ばす効果がある

ルミガンは、まつげ育毛剤として名前が知られています。医薬品の成分が配合されており、単なるまつげ美容液と比べても段違いの効果が期待できます。ボリュームのないまつげに悩む人からすれば救世主とも言えるアイテムですが、実はもともとは緑内障の治療薬なのです。
ルミガンには、有効成分としてビマトプロストが配合されています。このビマトプロストには眼圧を下げる作用があり、緑内障の症状である眼圧の上昇を抑えるために使われていました。ところが、ルミガンを使った多くの患者が、まつげが伸びたり濃くなったりしたのです。この副効用の発見から、まつげ育毛剤としても用いられるようになりました。
ルミガンの効果はいつから?持続する期間は?

ルミガンはまつげ育毛剤として優れた効果を発揮しますが、いつから効果を実感できるのかは気になるところでしょう。個人差はありますが、多くの人が1か月から2か月ほどで、まつげ育毛の効果を感じられます。また、ルミガンの使用をやめると、効果は切れます。
1か月から2か月で効果が感じられる

効果が出るまでにかかる期間は、個人差もあるため一概には言えません。目安として、およそ1か月から2か月ほど使用すれば、多くの人がまつげの変化を実感できるとされています。
ルミガンを1か月から2か月ほど使うと、まつげが長く伸びてきたのが明確にわかったり、まつげの密度が濃くなったりといった効果があらわれはじめます。ルミガンを使った人のなかでは、まつげエクステを付けたように見えるほど、ボリュームが増すケースもあるのです。
まつげは少しでも伸びると実感しやすい
まつげは髪の毛と違い、少し伸びただけでも印象が変わるため、短期間で効果を実感できます。
髪の毛の場合、医薬品の育毛剤を使っても、6か月ほど経たなければ効果は感じられません。
しかし、まつげ育毛の場合では、1か月から2か月ほどでまつげが伸びたと感じられます。これは単純に、もともとの毛の長さが異なるからです。
もともと短い毛だから伸びるとすぐわかる
髪の長さは人それぞれですが、少なくとも5cmほど伸びなければ「長くなった」という印象は受けませんよね。しかし、まつげの場合は違います。
日本人のまつげの長さの平均は、約6.8mmです。まつげが1cmにもなれば、かなり長いと感じられるでしょう。
つまり、まつげは髪の毛と比べて伸びしろが少ない分、1mmでも伸びれば違いを感じられるのです。このため、まつげが少し伸びただけでも、目に見えて長くなったことがわかります。
ルミガンの使用をやめると効果が切れる

ルミガンの効果は、使用をやめない限りは続きます。しかし、ルミガンの使用をやめると効果が切れていき、およそ1か月から3か月で元のまつげに戻ります。ルミガンで伸びたまつげが抜けて、新しいまつげが生えてくると、元の長さや量に戻っていくのです。
ルミガンを使ってまつげが伸びても、永遠に長いままというわけではありません。まつげのボリュームを維持するためには、ルミガンを使い続けていく必要があります。まつげ育毛剤は、あくまでも使っている時にだけ効果があるのです。
ルミガンの効果がない人もいる!原因と対策

ルミガンを使ってすぐに効果があらわれる人がいる一方で、なかなか効果があらわれないという人もいます。ルミガンの効果が感じられない理由は、大きく以下の3つに分けられます。
- ルミガンを使っている期間が短い
- メイクをしたまま使ってしまっている
- 育毛効果よりもまつげへの負担が大きい
順番に見ていきましょう。
ルミガンを使っている期間が短い
まず、ルミガンを使っている期間がまだ短い場合、効果はあまり感じられません。個人差が大きいため、3か月ほど使用してからようやく効果を実感できる人もいるのです。
メイクをしたまま使ってしまっている
メイクをしている時にルミガン使うのも、効果を下げてしまう原因になり得ます。
まつげ育毛剤はきちんと毛根に浸透させることが大切です。しかし、メイクをした上から塗ると、ルミガンが毛根へ浸透するのが阻まれてしまいます。それではルミガンの効果が発揮されにくいため、使用のタイミングを考えて活用しなければなりません。
育毛効果よりもまつげへの負担が大きい
ルミガンを使っている間、まつげにできる限り負担をかけないことも大切です。
たとえば、まつげの根本にメイクで刺激を与える、ビューラーで強く引っ張るなど、まつげに刺激を与えるのは避けてください。また、洗顔の時に目元をごしごしと洗ってしまうのも、まつげへの負担となります。
こうした負担が積み重なると、まつげの成長を阻害するだけでなく、まつげが抜けやすくなってしまいます。まつげ育毛を促すためには、まつげが成長しやすい環境に保ってあげることが大切です。
まとめ
ルミガンの有効成分「ビマトプロスト」は、もともと緑内障の治療に用いられていました。しかし、副効用としてまつげ育毛の効果が発見されて以来、まつげ育毛剤として利用されています。
ルミガンを使いはじめてから、効果を感じられるまでの期間は1か月から2か月ほどです。ルミガンは使っている間しか効果が続かないため、使用をやめると元に戻ります。
ルミガンの効果が感じられなくても、まずは3か月ほど継続して使ってみましょう。まつげへの負担を減らすことも意識すれば、ルミガンの効果がより大きく感じられます。
ルミガンの効果を最大限に引き出し、長いまつげを手に入れましょう。