まつげの育毛を促す医薬品を「まつげ育毛剤」と呼びます。まつげ育毛剤は、多くの女性に愛用されている製品です。高い効果を実感している人が多く、エクステと間違われるほどにまつげが伸びることもあります。
ここでは、まつげ育毛剤の成分や役割を説明します。また、国内で処方されるまつげ育毛剤の使い方なども紹介。海外のまつげ育毛剤の種類も見ていきましょう。
もくじ
まつげ育毛剤の成分や役割

まつげ育毛剤とは、ビマトプロストという成分が含まれる医薬品です。ビマトプロストの効果はFDAでも認可されており、信頼がおけます。まつげ育毛剤の役割は、まつげを伸ばしたり増やしたりすることです。
まつげ育毛剤の成分
まつげ育毛剤に含まれるのは、ビマトプロストという成分です。
ビマトプロストが、まつげの成長期を伸ばして濃く太いまつげへと導きます。ビマトプロストは、もともと点眼薬に含まれる成分です。まつげ育毛に使う場合は、塗り薬として使います。まつげの根元に塗布し、ビマトプロストを毛穴に浸透させます。
FDAのお墨付き
ビマトプロストの含まれるまつげ育毛剤は、アメリカのFDAでも承認されています。そのため、信頼度が非常に高いと言えるでしょう。世界の23カ国以上で使用されている医療用医薬品なので、安心して使用できます。
まつげ育毛剤の役割
まつげ育毛剤の役割は、毛を育てて伸ばす・増やすことです。
まつげ育毛剤は、まつげを健康に保つだけでなく、成長を促してくれます。毛を作っている毛包にアプローチし、成長期を延ばす働きがあります。医薬品なので、副作用に気をつけることも大切です。
日本のまつげ育毛剤

日本で承認されているまつげ育毛剤は「グラッシュビスタ」です。グラッシュビスタの使い方も紹介します。
日本ではグラッシュビスタ
まつげ育毛剤にはいくつかの商品があります。国内で処方されるのは「グラッシュビスタ」という製品です。グラッシュビスタは日本で唯一、睫毛貧毛症の治療薬として承認されています。
グラッシュビスタを使えば、まつげが長く伸びたり、まつげが太くなったりします。グラッシュビスタは、毛の長さや濃さ、太さが改善することを臨床試験で認められた医薬品です。
グラッシュビスタの使い方
グラッシュビスタは、夜寝る前に使います。メイクはしっかり落として肌を清潔な状態にしてください。コンタクトレンズを装着している人は外しておきましょう。
グラッシュビスタには専用のブラシが付いているので、ブラシを取り出して毛先に薬剤を染み込ませます。そのブラシを使って、上まつげの生え際に丁寧に塗っていきます。
グラッシュビスタを塗っている際、上まつげの生え際以外に付着した場合は、すぐに薬剤を拭き取ってください。まぶたのかゆみや目の痛みなどの副作用が出た場合は、医師に相談して適切な治療を受けましょう。
海外のまつげ育毛剤

海外のまつげ育毛剤は、ルミガンやケアプロスト、ラティースなどです。
海外の製品でも、国内のグラッシュビスタと同じ有効成分が配合されています。有効成分の濃度も同じなので、副作用が強く出るといったこともありません。どの製品でも、効果や副作用、使い方などは基本的に同じです。
まとめ
まつげ育毛剤とまつげ美容液は混同されがちですが、まったく別物です。まつげ育毛剤は医薬品で、ビマトプロストという成分が含まれています。ビマトプロストのまつげ育毛の効果は、FDAでも認可されているほどです。
国内では、グラッシュビスタというまつげ育毛剤が承認を受け、クリニックでも処方されています。海外の製品ではルミガンやケアプロスト、ラティースという商品が有名です。
本気でまつげを伸ばしたい人、まつげが薄いことに悩んでいる人は、まつげ育毛剤を使うべきでしょう。