まつげ育毛の基礎2

目元のケアにはアイクリーム!含まれる成分に注目して選ぼう

目元は顔の中でも特に皮膚が薄いため、トラブルが起こりやすいパーツです。目元ケア専用のアイクリームで普段からお手入れに励み、たるみや乾燥、くすみなどのトラブルが発生する前に予防しましょう。

ここでは、目元のたるみ・乾燥・くすみの3つのトラブルに合ったケア成分を紹介します。

たるんだ目元のケア成分

加齢の影響でたるんだ目元には、ハリをアップさせる成分が入っているアイクリームが効果を発揮します。セラミドやレチノールを利用すれば、たるみやシワの改善につながります。

セラミド

たるみが気になる人には、年齢を重ねるにつれて減少するセラミドが含まれたアイクリームをおすすめします。セラミドは、肌の最も外側の角質層にある水分です。肌の表面を守る水分なので、クリームによって与えることでハリがアップします。

レチノール

たるみが激しく、シワができそうになっている場合、レチノールなどのシワ対策ができる成分も入っていれば一石二鳥です。レチノールは、肌のなかでヒアルロン酸を増やすように働きます。この作用によって肌のハリがアップし、シワを防げます。

目元の乾燥をケアする成分

目元の乾燥をケアするときに役立つ成分は、ヒアルロン酸やポリフェノールです。それぞれの働きを見ていきましょう。

ヒアルロン酸

乾燥がひどいとシワにも繋がりやすいので、ヒアルロン酸などの保水力が高い成分も必須です。ヒアルロン酸は、皮膚の潤いを閉じ込めておく機能に優れています。肌の表面から塗っても吸収はされませんが、水分を保持するためには役立ちます。

ポリフェノール

赤ワインなどに含まれるポリフェノールも、加齢による乾燥に効く成分として有名です。抗酸化作用があるため、たるみやシワにも効果があると言われています。ポリフェノールは細胞の老化を止めてくれるので、目元のケアにも有効です。

目元のくすみをケアする成分

目元のくすみに効くのは、血行を促進する成分が入っているアイクリームです。くすみに働きかけるビタミンPやトラネキサム酸について紹介します。

ビタミンP

最近で注目されているのは、柑橘類の皮の中に含まれているビタミンPです。サプリメントの成分としても人気が急上昇していますが、アイクリームの成分としても注目を集めています。血行をグングン促進し、血管を強くしてくれるように働くため、目元に塗るとくすみやクマなどのトラブルをまとめて解決してくれます。

トラネキサム酸

色素沈着が進んでいるせいで目元のくすみが目立つ場合、メラニン色素に働きかけるトラネキサム酸も効果的です。トラネキサム酸は、くすみに効くだけではなく保湿もできるので、お肌の調子を総合的に整えてくれます。肝斑への効果が認められている成分です。

まとめ

目元はダメージを受けやすいので、たるみや乾燥が気になりだしたらすぐにケアを始めてください。アイクリームには、それぞれの悩みに合った成分が豊富に含まれています。

さまざまな成分が配合されていますが、自身の悩みにより特化したアイクリームがおすすめです。たるみ、乾燥、くすみのなかで、自身がどれに一番悩んでいるのかを考えてみましょう。せっかく買ったアイクリームでも、自分に合わない成分だと意味がありません。

このページで紹介した成分の働きを参考にして、アイクリームを選んでみてくださいね。