まつげ育毛の基礎2

まつげに使う「アイシャンプー」とは?目元を綺麗に保つアイテム

アイシャンプーとは、目元を洗うことに特化したシャンプーです。ドライアイ、まつ毛ダニの繁殖などを防ぐために使用します。

「クレンジングや洗顔だけじゃダメなの?」「目元にシャンプーなんて使って大丈夫?」といった疑問にお答えします。アイシャンプーを使う理由に加え、アイシャンプーの特徴や使い方も見ていきましょう。

アイシャンプーを使う理由

アイシャンプーを使うことで、マイボーム腺が清潔に保たれます。マイボーム腺が不潔な状態だと、さまざまな目のトラブルが引き起こされるので注意してください。アイシャンプーを使えば、普段は洗い切れていない汚れがとれます。

マイボーム腺が不潔だと目のトラブルに

マイボーム腺が不潔な状態だと、さまざまな目のトラブルが引き起こされます。主な目のトラブルは、ドライアイやまつ毛ダニの繁殖です。

ドライアイ

マイボーム腺に汚れが溜まって起こる症状は、ドライアイです。

目元を不衛生な状態にしていると、マイボーム腺の働きが鈍ります。そうなると、目の乾燥や充血、ゴロゴロとした異物感など、ドライアイの症状が起こります。これらは、日頃からアイメイクをする人に多く見られる症状です。しかし、化粧をしない人でも、不衛生な状態が続くとマイボーム腺の機能が弱まってしまうので注意しましょう。

まつ毛ダニの繁殖

マイボーム腺に詰まった油分は、まつ毛ダニのエサとなります。まつ毛ダニは、病原性を持っているわけではありません。しかし、異常に増殖すると目がかゆくなったり、まつげが抜けたりする原因になります。

まつ毛ダニの詳しい内容はこちら>>

アイシャンプーで清潔にする

マイボーム腺を清潔に保ってくれるのがアイシャンプーです。アイシャンプーに配合されている成分は、通常のシャンプーとは異なります。まつげの根元や生え際、隙間などを綺麗に洗浄するための成分が豊富です。

通常のクレンジング剤では、メイクなどの汚れが落ち切っていないケースも多々あります。汚れが落ちきっていないのに、洗った気になって放置していると、マイボーム腺が詰まってしまいます。そして、機能不全へとつながり、ドライアイや目のかすみが引き起こされるのです。

こうなるのを阻止するために、アイシャンプーで綺麗に洗います。

アイシャンプーの特徴と使い方

アイシャンプーは、デリケートな目に無害な成分で作られています。使い方は簡単で、目元に塗って指でなでるだけです。

アイシャンプーは目に無害

アイシャンプーに使用されている成分は目に無害で、しみることがないので安心です。

ただ、なかには洗浄力が強い商品もあるため、自分に合ったアイシャンプーを見つけることが大切です。眼科でも販売されているアイシャンプーなら、品質に信頼がおけます。

また、人工毛やグルーを傷める成分も含まれていないので、まつげエクステをしている人でも使えます。極端に強い力で洗わない限りは、まつエクがとれることはほとんどありません。心配な人は、「マツエクにもOK」と表記のある商品を選ぶとよいでしょう。

アイシャンプーの使い方

アイシャンプーの使い方は簡単です。目元に塗って、マッサージするように指で少しなでましょう。汚れを落としたら、水かぬるま湯でしっかりと洗い流してください。このとき、髪の毛のシャンプーのように泡立てる必要はありません。

メイクをしている人は、先に通常のクレンジングでメイクを落としたあと、アイシャンプーを使います。最後にいつも通りの洗顔を行えば完了です。

まとめ

アイシャンプーはまだまだ馴染みのない製品ですが、目やまつげを健康に保ってくれるのでおすすめです。特に、マイボーム腺を清潔に保つために役立ち、ドライアイやまつ毛ダニを予防できます。普段の洗顔やクレンジングだけでは、まつげ付近の汚れが落ちていないケースが多いので、アイシャンプーで丁寧に洗いましょう。

アイシャンプーは、目元に使える刺激の少ない成分が配合されています。基本はマツエクにも使ってOKです。アイシャンプーの使い方は、目元に塗ってなでながら汚れを落とすだけです。髪のシャンプーのように泡立てる必要はないので、汚れが十分に落ちたら洗い流しましょう。

ものもらいが頻繁にできたり、目のかゆみが気になったりする人は、アイシャンプーを使ってみるとよいでしょう。