まつげ美容にはオイルを活用できます。ここでは、ホホバオイル・オリーブオイル・馬油の3つを挙げ、まつげにもたらす効果を説明していきます。また、まつげをオイルでケアする際のやり方を紹介。
「高いまつげ美容液を買って失敗した」「どの美容液が良いかわからない」という人は、オイルでケアしてみるとよいでしょう。
まつげに使えるオイルの種類
まつげのケアに使えるオイルは、実はたくさんあります。ここでは、ホホバオイル・オリーブオイル・馬油の3つについて、まつげへの効果を見ていきましょう。
ホホバオイル
まつげケアに使えるオイルのひとつが、ホホバオイルです。
ホホバオイルの90%は、ワックスエステルという成分でできています。ワックスエステルは、私たちの皮脂にも含まれる成分です。皮脂とよく馴染み、毛穴のなかをクレンジングしてくれます。加えて、ホホバオイルは保湿効果も高いので、まつげのツヤを取り戻す働きもあります。
このように、毛穴を清潔に保ち、毛にツヤを与えることで、まつげを健康にするのがホホバオイルの役割です。
オリーブオイル
まつげのケアに効果があるオイルの種類には、オリーブオイルも挙げられます。オリーブオイルは料理に使う人も多いので、身近ですぐに使えるオイルではないでしょうか。
オリーブオイルには、抗酸化や血流の促進といった働きがあります。抗酸化作用とは、細胞の老化を止めてくれる働きです。まつげの根元に塗れば、毛を作っている毛母細胞の衰えを阻止できるでしょう。さらに、血流が促されることで、まつげに栄養が行き渡りやすくなります。
馬油
馬油（ばあゆ）はスキンケアなどに使われるオイルで、まつげのケアにもおすすめです。
馬油とは、馬の油分を抽出したものです。馬油は、新陳代謝を促進し、皮膚の状態を正常に戻します。そのため、馬油を目元に塗ることにより、健康的なまつげが生えてくる土台を整えられます。保湿効果があり、全身に使えるのも嬉しいポイントです。
まつげをオイルでケアする方法
まつげをオイルでケアする方法として、目安となる回数やタイミングを紹介します。オイルを単に塗るだけでなく、マッサージも同時に行うのがおすすめです。まつげや肌のケアとして、簡単にできるマッサージを取り入れましょう。
オイルの塗り方
まつげをオイルでケアするなら、1日1回から2回、適量をまつげの周辺に塗りましょう。
オイルを塗るときは、指先か綿棒を使います。まつげに塗るオイルの適量は、1滴から2滴ほどです。
オイルを塗るタイミングは、朝と夜のメイクをしていないときです。1日1回だけなら、毎晩寝る前にケアします。下まつげと上まつげ両方に塗り、そのまま一晩おいて翌朝洗い流すだけでOKです。
朝のケアでは、オイルを塗ったままだとメイクができません。メイクの前にオイルで10分から15分ほどパックし、洗い流してからメイクに取り掛かりましょう。
オイルにマッサージをプラス
まつげにオイルを塗る際、目の周りを軽くマッサージしてみましょう。血行の促進やターンオーバーの正常化が期待できます。マッサージのやり方は簡単なので、オイルを塗るついでに5分ほどやってみてください。
まつげが早く伸びるかも
マッサージしながらオイルを塗ることで、まつげが早く伸びるかもしれません。
オイルマッサージをすると、目の周りの血行が促進されることに加え、ターンオーバーが促されます。目元の血流がよくなれば、まつげを作る栄養が届きやすくなることがメリットです。さらに、ターンオーバーが正常に行われると、皮膚の状態がよくなり、毛の生えやすい状態ができます。
マッサージのやり方
目元のマッサージの方法は、非常に簡単です。
目の周りにオイルを塗ったあと、眉毛の下を軽く押します。眉毛の下の骨に沿って、内側から外側に向かって指で軽く押していきましょう。このとき、力を入れ過ぎないよう注意するのがポイントです。目元の周りの皮膚は非常に薄いので、強く押しすぎると皮膚に負担がかかります。
マッサージの前に、手の平やホットタオルなどで目元を温めておけば、効果はさらに高まるとされています。
まとめ
まつげのケアに使えるオイルはたくさんあります。まつげ美容液などが肌に合わなかった人は、肌に優しい天然のオイルを使ってみるとよいでしょう。
まつげ美容に使われるオイルは、ホホバオイルやオリーブオイル、馬油などです。これらは、スキンケアにも使われているので、安心して目元のケアに使えます。それぞれのオイルには、保湿や抗酸化作用、新陳代謝の促進などの効果が期待できます。
まつげにオイルを塗る回数は、1日1回から2回ほどです。朝か晩、メイクをしていないタイミングで塗りましょう。オイルを塗るときに目元をマッサージすると、まつげ美容の効果を高められると考えられます。
