まつげ育毛の基礎2

まつげの生え際がかゆいのはアレルギーかも!病院へ行くのが正解

まつげの生え際あたりがかゆいと感じる人は、意外と多いかもしれません。まつげ付近がかゆくなる原因は、アレルギーやものもらいです。

自然と症状が治まれば問題ありませんが、かゆみが長く続くなら病院へ行きましょう。眼科へ行けば、適切な治療法を提案してもらえます。

まつげがかゆい原因はアレルギー

まつげの根元がかゆいと感じる原因の多くはアレルギーです。アレルギーと言っても、その元凶であるアレルゲンの種類はさまざまです。まつげの根元がかゆいときは、花粉やハウスダスト、動物などのアレルギーが考えられます。

花粉

花粉の時期にまつげの生え際がかゆくなるなら、花粉症の影響でしょう。

花粉症と聞くと、くしゃみや鼻水といった症状が真っ先に思い浮かぶかもしれません。しかし、花粉症のせいで耳や喉、皮膚もかゆくなることがあります。まつげの毛穴に花粉が付着すると、生え際のあたりがかゆいと感じるでしょう。

ハウスダストや動物

ハウスダストや動物の毛、ダニなども、まつげの生え際がかゆくなる原因です。

これらのアレルギー症状で目立つのは鼻炎ですが、目やまつげの生え際もかゆくなります。特にダニは、まつげの毛穴にも住みつくタイプがいるので注意してください。ほかの症状がないのに、まつげの生え際だけかゆい場合は、毛穴のなかでダニが発生しているかもしれません。

まつげがかゆい原因はものもらいかも

アレルギーではない人でまつげの生え際がかゆいなら、ものもらいが原因かもしれません。

ものもらいは、まつげの生え際やまぶたの裏あたりにできます。目に違和感があったり、痛痒かったりするなら、ものもらいができている恐れがあります。

ものもらいのサイズが小さいうちは、パッと見た感じではわかりません。しかし、症状が悪化するとどんどん腫れてくるので、違和感があってもこすらないようにしましょう。特に、かゆみだけでなく痛みを感じる場合は注意してください。

まつげがかゆい人は病院へ

まつげの生え際がどうしてもかゆいなら、病院へ行くのが一番です。アレルギーの症状でも、放っておくと眼病になる危険性があります。市販薬も売っていますが、自己判断よりは医師に診断してもらう方が安心でしょう。

眼病になる危険性がある

もともとアレルギーでかゆみを感じているだけでも、放っておくと眼病になる危険性があります。

アレルゲンが目の表面に付着すると、アレルギー性結膜炎が引き起こされます。こうなると、さらにひどいかゆみや充血が起こり、目ヤニも大量に出てくるのです。アレルギーでまつげ付近がかゆくなっても、目を擦らずに我慢しましょう。

かゆみの原因がものもらいの場合、症状が悪化していきます。

自然治癒する可能性もありますが、眼科へ行った方が早く治ります。

治療法を判断してもらう

まつげの生え際は微妙な位置なので、治療法の判断は医師に任せると安心です。

まつげの生え際となると、目薬を使うのか軟膏を塗るのか、判断が困難です。自分ではよくわからないなら、下手に市販薬などを使わず、まずは眼科へ行きましょう。眼科なら、目の中に入っても大丈夫な「眼軟膏」を処方してくれます。粘膜に付着しても問題ないので、まつげの生え際がかゆいときの対処に最適です。

まとめ

まつげの生え際がかゆい原因の多くはアレルギーです。アレルゲンの種類は花粉やハウスダスト、動物の毛、ダニなどが挙げられます。アレルギーではない人でまつげの生え際がかゆいなら、ものもらいが原因かもしれません。

普段のスキンケアではまつげ付近のかゆみが治まらないなら、病院でしっかりと原因を確認してもらいましょう。放っておくと眼病になったり、症状が悪化したりします。まつげの生え際は微妙な位置なので、医師に治療法を判断してもらうと安心です。