まつげ育毛の基礎

まつげ美容液の成分と働き

まつげを伸ばしたい人がまず挑戦してみるのが、まつげ美容液ですよね。まつげ美容液は、ドラッグストアに数多く販売されています。しかし、実際にどんな成分が入っており、どのような効果があるのかまでは、知らない人が多いのではないでしょうか?

ここでは、まつげ美容液にどのような成分が含まれているのかを説明します。続いて、まつげ美容液に用いられる代表的な5つの成分を紹介。それぞれ成分が持つ働きを詳しく解説します。

まつげ美容液に含まれる成分の働き

まつげ美容液には多種多様な成分が含まれており、それぞれが大切な働きをしています。

まつげ美容液によく含まれるのは、まつげの成長をサポートする成分です。例えば、まつげの成長を早めたり、まつげを抜けにくくしたりする成分です。あくまでサポートであって、市販のまつげ美容液には、毛を伸ばしたり増やしたりする効果はありません。医薬品に比べ、効果が穏やかな天然成分が含まれています。

加えて、まつげ美容液に欠かせないのは、毛を保護するための保湿成分です。そのほか、毛にハリやコシを与える成分も含まれています。

まつげ美容液の代表的な成分5つ

まつげ美容液に含まれる代表的な成分は以下です。

  • ナツメ果実エキス
  • キャピキシル
  • パンテノール
  • ケラチン
  • ヒアルロン酸・コラーゲン

では、それぞれの成分にどういった働きがあるのかを解説します。まつげ美容液を選ぶときの参考にしてみてください。

ナツメ果実エキス

ナツメ果実エキスは、毛の成長を早める成分として、まつげ美容液によく用いられています。

その名の通り、ナツメという果実から抽出されたエキスです。ナツメ果実エキスにより、まつげの成長速度が早まると考えられています。まつげはもともと成長期が短いため、その期間にできるだけ早く伸ばすことが重要です。このため、市販のまつげ美容液にも多く利用されています。

キャピキシル

キャピキシルには、毛を抜けにくくする効果があるとされています。

キャピキシルは毛母細胞のダメージを修復し、毛の生成を助ける成分です。優れた育毛効果が期待されており、髪の育毛剤にも含まれています。天然成分なので、副作用もないと言われています。そのため、まつげ美容液に含む成分としてうってつけなのです。

パンテノール

まつげにハリやコシを与える成分としては、パンテノールが有名です。

パンテノールはビタミンB群の一種で、新陳代謝を高めてくれます。毛母細胞に働きかけ、毛の成長を促してくれる成分です。また、保湿効果もあるので、まつげのダメージを修復するためにも役立ちます。

ケラチン

まつげを修復する成分では、ケラチンが含まれていることも重要です。

ケラチンは毛の主成分なので、まつげを成長させるためには欠かせません。このケラチンを補うことで、傷んだまつげが修復されていきます。まつげに必要な成分を与えるため、美容液に含まれる定番の成分です。

ヒアルロン酸・コラーゲン

まつげを保湿するために含まれる成分は、ヒアルロン酸やコラーゲンです。

これらは肌などの保湿にも用いられる成分なので、知らない人はあまりいないでしょう。まつげも肌や髪と同じで、水分を与えて保湿することが大切です。また、まぶたを保湿することで、毛が育つ土台が整います。このため、まつげ美容液にも保湿成分が豊富に含まれています。

まとめ

まつげ美容液に含まれる成分には、数多くの種類があります。まつげの成長を早めたり、まつげを抜けにくくしたりする成分は重要です。また、保湿成分に加えて、ハリやコシを与える成分も必ずと言ってよいほど含まれています。

このページでは、まつげ美容液に多用されている代表的な成分を紹介しました。メーカーによっても、まつげ美容液に含まれる成分は異なります。まつげ美容液を購入する前には、どのような成分が含まれているのかしっかりと確認しましょう。