意外と見落とされがちですが、まつげは正しくケアしないと傷んでしまいます。ビューラーやマスカラなどを毎日使っていれば、まつげは計り知れないダメージを受けているのです。そうすると、毛が切れて短くなったり、抜けたりといったことが起こります。
このページでは、まつげを正しくケアする方法を紹介していきます。クレンジングのやり方からスタートし、体の内側と外側からのアプローチも見ていきましょう。そして、ケアすることだけを考えるのではなく、まつげを傷めないことも重要です。
もくじ
まつげケアを意識してクレンジング

まつげのケアは、毛を清潔に保つことから始まります。美容液を塗るなどのケアを必死にやっても、汚れたまつげの上から塗っていたのでは雑菌だらけです。
マスカラを落とすときは、ゴシゴシと擦らずに優しく落としましょう。そのあと、アイシャンプーでさらに丁寧に洗えば完了です。
マスカラを落とすときは優しく
まつげのケアでは、まずはマスカラを落とすときに注意が必要です。
指でゴシゴシ擦らずに、クレンジングで浮かせて優しく落としましょう。コットンにクレンジングを含ませて、30秒ほど目元を軽く押さえます。こうしてクレンジングとマスカラを馴染ませて、目頭から目尻に向かって拭き取ってください。
シャンプーでさらに洗浄
クレンジングでメイクを落としたら、髪の毛と同じように、まつげもシャンプーしましょう。
「まつげをシャンプーするの?」と驚く人も多いかもしれませんが、まつげ専用の「アイシャンプー」があります。これで目元を洗浄すれば完璧です。まつげ専用のシャンプーを買うのは少し贅沢すぎると思う人は、洗顔で綺麗に洗いましょう。
人の顔にはダニが住んでおり、メイクの汚れや皮脂などをエサにして増殖します。
このダニが原因で雑菌が繁殖すると、まつげが抜けやすくなるのです。
人によっては、ダニのアレルギーで結膜炎になる危険性もあります。
このため、クレンジングと洗顔はとても重要です。
体の中と外からまつげケア

まつげのケアは、体の内側と外側から取り組むことが大切です。まつげ美容液で直接ケアしながら、サプリメントを飲んで体質も改善していきましょう。また、規則正しい生活を送ることも意識してみてください。
まつげ美容液で外側からケア
まつげが傷んでしまったあとなら、まつげ用の美容液でケアしましょう。まつげ美容液は市販されているので、簡単に手に入ります。
ただし、ほかの化粧品と同様に、人それぞれ合う商品と合わない商品があります。多種多様な美容液があり、値段も高いものから安いものまであるので、自分に合った商品を選ぶことが大切です。「とにかく高いものを買っておこう!」と思うと、後から後悔するケースもあるので注意しましょう。
サプリメントで内側からケア
外側からのケアは大切ですが、まつげも体の一部なので、体の中からもケアしましょう。内側からのケアとして挙げられる方法は、サプリメントを飲むことです。
特に敏感肌の人は、美容液によって肌が荒れる場合もあるので、サプリメントで体質を改善するとよいでしょう。まつげケアのために飲むなら、まつ育に特化したサプリがおすすめです。
生活習慣も重要
日常でも、規則正しい生活を心がけることで、まつげケアにつながります。
毛の成長を促すために大切なのは、良質な睡眠です。よく眠っていれば、夜の間に成長ホルモンが分泌されるので、まつげのダメージが修復されます。
また、上でサプリメントをおすすめしましたが、食事で栄養をしっかりとることも大切です。バランスのよい食生活を心がけてください。
まつげケアでは傷めない努力も必要

ケアするだけでなく、日頃からまつげを傷めないことも大切です。がんばってケアをしても、日々のダメージの方が大きければまつげが傷みます。ビューラーの使い方からマスカラの選び方まで、まつげの負担をできる限り減らすよう努力してください。
ビューラーの使いすぎはNG
毎日メイクをしている人なら、ビューラーを使ってまつげを上げている人も多いでしょう。まつげケアの観点から考えると、ビューラーはできれば使用しないのが一番です。
しかし、まつげを上に向けるためには必須アイテムとも言えるので、まったく使わないのは難しいかもしれません。ビューラーを使うときは強く引っ張らず、たまには使わない日を作ってまつげを休めましょう。
マスカラはまつげに優しいものを選ぶ
マスカラは、まつげに優しい成分のものを選びましょう。
マスカラは、毎日塗ることでまつげを傷めます。しかし、マスカラを塗らなければ、目元に華がないように見えてしまいます。そこで、まつげに負担の少ないマスカラを選ぶことが重要です。
マスカラを選ぶポイントの1つは、お湯で簡単に落ちるタイプかどうかです。お湯で落ちるマスカラのなかから、ウォータープルーフのタイプを選ぶとよいでしょう。
また、まつげをケアしてくれる美容液入りのタイプが理想的です。メイクをしている間と落とすときの両方で、まつげの負担を軽減できます。
つけまつげは使わない
メイクの際、つけまつげは使わないことをおすすめします。
つけまつげの重さは、自分ではあまり気付かないかもしれませんが、自まつげにとっては負担です。外すときも、皮膚や毛が引っ張られることによってダメージを受けます。具体的には、つけまつげに自まつげが引っ付いて抜けたり、まぶたがたるんだりします。
つけまつげはビューラーやマスカラよりも負担が大きいので、できる限り使わないようにしましょう。
まとめ
まつげのケアは、なにかひとつに限らず、トータルで取り組むことが大切です。
まずは、まつげのクレンジング・シャンプーで清潔にしましょう。まつげが汚れた状態だと、ほかのケアをがんばっても意味がありません。
まつげを清潔にしたら、体の外側と内側からアプローチします。まつげ美容液を使って、傷んだまつげをケアしましょう。サプリを飲んだり、生活習慣を見直したりして、体質を改善することも同時におこないます。
そして、まつげをケアする以前に、まず傷めないことも重要です。ビューラーの使いすぎはまつげを傷めます。マスカラはお湯で落ちるタイプで、美容液入りがおすすめです。